猿ヶ京温泉 ホタルの会

ホタル事業

ホタル公園

ホタル事業の歩み

ホタル事業の歩み平成19年10月猿ヶ京ネットワーク活動の一環としてメンバー数名がホタルに目を向けた。
蛍を地元で復活させようという試みが以前から行われていた場所があったが、諸事情により活動していた別団体が撤退。  
保護池や餌となるカワニナの養殖施設が数年間放置されていた為、帰郷した同級生友人4人と猿ヶ京ネットワーク事務局の先輩を引き込み地元の協力を得て再開した。
5人の当初の動機としては、観光地であり自然が豊富なこの地で蛍を復活させ、純粋に観光客に楽しんで貰えればとの思いであった。
まず荒れ果てた施設の整備・改良が主であった。メンバーに建築業と設備業を営む者がいる為、仕事の合間を利用しながら整備を進めた。
自己所有の草刈機や軽トラ、重機を活用し、定期的な草刈や池整備を行い蛍及びカワニナの生息できる場所を目指した。 
池の水温測定・気温測定・カワニナ施設の水質管理を毎日交代で実行、カワニナの繁殖に成功し、ホタル幼虫の上陸数確認も毎晩実行した。
結果として昔から生息している平家蛍・源氏蛍・クロマド蛍等成虫の発生を確認、保護活動の成果がみられた。
そんな中、たまたま都市部より合宿等で来町していた子供達へ蛍の見学ツアーを開催する機会が有り、蛍・自然・水についての大切さを学んでもらった。
順調な成果が見られたホタル復活活動ではあったが、ホタルに悪影響な街路灯の明かり・近隣住民の明かりの問題(蛍に悪影響)や蛍見学時の騒音問題(見学者が増大した場合)等が懸念され、将来的な長いスパンで考え代替地を求めた。人工的な明かりが無く人家も無い・水が豊富な場所等厳しい条件が理想であった為に場所の選定には時間を要した。地元の各方面より情報を集め、調査検討、利根川源流である河川の親水公園(国土交通省所有(町管理))と併設する民地(旧田)を候補地として交渉を始めた。 民地においては多年放置されたままであり、木々が生い茂った状態。
段々畑状の地形を活かした田になっていたようだ。公地・民地ともに使用許可を得る為に足を運び活動の趣旨と内容を理解してもらい使用許可を得る事に成功した。 用地としては前地に比べれば数倍の広さ、復活活動はゼロからのスタートとなり5人の負担は膨大なものになったのだが気心の知れた幼馴染である為、幼少の頃を思い出しながら泥まみれになり楽しみながら草刈・倒木・除根・水路整備等開拓している途中である。用地拡大に伴い、蛍に留まらずトンボ・ドジョウ・昆虫・沢蟹等が住める環境作りを目指す事となった。当初の動機である「純粋に楽しんでもらえる環境」を作り、流行の人工的なビオトープでは出せない本来の自然を復活させるのが目的。河川管理者の国土交通省も活動を理解、協力して下さり親水公園内に蛍生息用の小川の整備を進めている。設計・構想に関してはメンバー及び蛍の有識者の意見を取り入れ町の協力により施工に反映させている。
カワニナの養殖場の無い現在は各メンバーの家でカワニナを水槽飼育し、蛍の餌の確保をしているが試行錯誤の連続である。