猿ヶ京温泉周辺の自然散策 大峰山ハイキング

大峰山

大峰山 古沼

神秘的な大峰沼

大峰山手谷川連峰の南、旧月夜野町と旧新治村の境に位置する大峰山は標高1255m,麓から望む姿はあまりさえないが、神秘的な大峰沼や、谷川の前山としての眺望など、素晴らしい魅力を持った山である。上越国境稜線にも近いが、比較的天候にも恵まれる。ただ、冬季の積雪は多く、雪解けは4月の中旬ころとなる。山頂直下に水をたたえる大峰沼には、珍しい植物が多く、大きな浮島が浮かんでいる。この大峰沼のほとりを彩るレンゲツツジが咲き出す初夏のころからハイカーの訪れも多くなる。また、大峰湖畔ではバンガローやテントでのキャンプ生活を楽しめる。なお、大峰沼の東南にある古沼は、モリアオガエルの樹上産卵で有名。
 この大峰山へのハイキングコースは朝早く歩き始め、林間の小鳥のさえずりを楽しみたいコースでもある。

県指定天然記念物 モリアオガエル

モリアオガエル古沼は大峰山の中腹で標高約930㍍にある長径約70㍍、短径約45㍍の卵形をした小沼である。古沼でのモリアオガエルの産卵期は、6月~7 月中旬で水辺に張り出した樹上に黄白色で泡状の卵塊を産む。1卵塊中には300~500粒の卵があり、約2週間でオタマジャクシとなって水中に入る。一時少なくなった卵塊数はやや回復し、多い年には500個を数えるようになった。樹上産卵で、産卵数も多く繁殖地として学術上貴重な場所である。